067001 どうか、神が私たちをあわれみ、祝福し、御顔を私たちの上に照り輝かしてくださるように。 セラ
067002 それは、あなたの道が地の上に、あなたの御救いがすべての国々の間に知られるためです。
067003 神よ。国々の民があなたをほめたたえ、国々の民がこぞってあなたをほめたたえますように。
067004 国民が喜び、また、喜び歌いますように。それはあなたが公正をもって国々の民をさばかれ、地の国民を導かれるからです。 セラ
067005 神よ。国々の民があなたをほめたたえ、国々の民がこぞってあなたをほめたたえますように。
067006 地はその産物を出しました。神、私たちの神が、私たちを祝福してくださいますように。
067007 神が私たちを祝福してくださって、地の果て果てが、ことごとく神を恐れますように。
068001 神よ。立ち上がってください。神の敵は、散りうせよ。神を憎む者どもは御前から逃げ去れ。
068002 煙が追い払われるように彼らを追い払ってください。悪者どもは火の前で溶け去るろうのように、神の御前から滅びうせよ。
068003 しかし、正しい者たちは喜び、神の御前で、こおどりせよ。喜びをもって楽しめ。
068004 神に向かって歌い、御名をほめ歌え。雲に乗って来られる方のために道を備えよ。その御名は、主。その御前で、こおどりして喜べ。
068005 みなしごの父、やもめのさばき人は聖なる住まいにおられる神。
068006 神は孤独な者を家に住まわせ、捕らわれ人を導き出して栄えさせられる。しかし、頑迷な者だけは、焦げつく地に住む。
068007 神よ。あなたが御民に先立って出て行かれ、荒れ地を進み行かれたとき、 セラ
068008 地は揺れ動き、天もまた神の御前に雨を降らせ、シナイもイスラエルの神であられる神の御前で震えました。
068009 神よ。あなたは豊かな雨を注ぎ、疲れきったあなたのゆずりの地をしっかりと立てられました。
068010 あなたの群れはその地に住みました。神よ。あなたは、いつくしみによって悩む者のために備えをされました。
068011 主はみことばを賜る。良いおとずれを告げる女たちは大きな群れをなしている。
068012 万軍の王たちは逃げ去り、また逃げ去る。そして家に居残っている女が獲物を分ける。
068013 あなたがたは羊のおりの間に横たわるとき、銀でおおわれた、鳩の翼。その羽はきらめく黄金でおおわれている。
068014 全能者が王たちをかしこで散らされたとき、ツァルモンには雪が降っていた。
068015 神の山はバシャンの山。峰々の連なる山はバシャンの山。
068016 峰々の連なる山々。なぜ、おまえたちは神がその住まいとして望まれたあの山を、ねたみ見るのか。まことに、【主】はとこしえに住まわれる。
068017 神のいくさ車は幾千万と数知れず、主がその中に、おられる。シナイが聖の中にあるように。
068018 あなたは、いと高き所に上り、捕らわれた者をとりこにし、人々から、みつぎを受けられました。頑迷な者どもからさえも。神であられる主が、そこに住まわれるために。
068019 ほむべきかな。日々、私たちのために、重荷をになわれる主。私たちの救いであられる神。 セラ
068020 神は私たちにとって救いの神。死を免れるのは、私の主、神による。
068021 神は必ず敵の頭を打ち砕かれる。おのれの罪過のうちを歩む者の毛深い脳天を。
068022 主は仰せられた。「わたしはバシャンから彼らを連れ帰る。わたしは海の底から連れ帰る。
068023 それは、あなたが、足を血に染めて、彼らを打ち砕くために。あなたの犬の舌が敵からその分け前を得るために。」
068024 神よ。人々は、あなたの行列を見ました。聖所でわが王わが神の行列を。
068025 歌う者が先に立ち、楽人があとになり、その間にタンバリンを鳴らしておとめらが行く。
068026 「相つどうて、神をほめたたえよ。イスラエルの泉から出た者よ。【主】をほめたたえよ。」
068027 そこには、彼らを導く末子のベニヤミンがおり、その群れの中にはユダの君主たち、ゼブルンの君主たち、ナフタリの君主たちもいる。
068028 神よ。御力を奮い起こしてください。私たちのために、事を行われた神よ。御力を示してください。
068029 エルサレムにあるあなたの宮のために、王たちは、あなたに贈り物を持って来ましょう。
068030 葦の中の獣、それに、国々の民の子牛とともにいる雄牛の群れを、叱ってください。銀の品々を踏み汚す戦いを喜ぶ、国々の民を散らしてください。
068031 使節らはエジプトから来、クシュはその手を神に向かって急いで差し伸ばす。
068032 この世の王国よ。神に向かって歌え。主に、ほめ歌を歌え。 セラ
068033 昔から、いと高き天に乗っておられる方に向かい、ほめ歌を歌え。聞け。神は御声を発せられる。力強い声を。
068034 神の力を認めよ。みいつはイスラエルの上に、御力は雲の上にある。
068035 神よ。あなたはご自身の聖なる所におられ、恐れられる方です。イスラエルの神こそ力と勢いとを御民にお与えになる方です。ほむべきかな。神。
069001 神よ。私を救ってください。水が、私ののどにまで、入って来ましたから。
069002 私は深い泥沼に沈み、足がかりもありません。私は大水の底に陥り奔流が私を押し流しています。
069003 私は呼ばわって疲れ果て、のどが渇き、私の目は、わが神を待ちわびて、衰え果てました。
069004 ゆえなく私を憎む者は私の髪の毛よりも多く、私を滅ぼそうとする者、偽り者の私の敵は強いのです。それで、私は盗まなかった物をも返さなければならないのですか。
069005 神よ。あなたは私の愚かしさをご存じです。私の数々の罪過は、あなたに隠されてはいません。
069006 万軍の神、主よ。あなたを待ち望む者たちが、私のために恥を見ないようにしてください。イスラエルの神よ。あなたを慕い求める者たちが、私のために卑しめられないようにしてください。
069007 私は、あなたのためにそしりを負い、侮辱が私の顔をおおっていますから。
069008 私は自分の兄弟からは、のけ者にされ、私の母の子らにはよそ者となりました。
069009 それは、あなたの家を思う熱心が私を食い尽くし、あなたをそしる人々のそしりが、私に降りかかったからです。
069010 私が、断食して、わが身を泣き悲しむと、それが私へのそしりとなりました。
069011 私が荒布を自分の着物とすると、私は彼らの物笑いの種となりました。
069012 門にすわる者たちは私のうわさ話をしています。私は酔いどれの歌になりました。
069013 しかし【主】よ。この私は、あなたに祈ります。神よ。みこころの時に。あなたの豊かな恵みにより、御救いのまことをもって、私に答えてください。
069014 私を泥沼から救い出し、私が沈まないようにしてください。私を憎む者ども、また大水の底から、私が救い出されるようにしてください。
069015 大水の流れが私を押し流さず、深い淵は私をのみこまず、穴がその口を私の上で閉じないようにしてください。
069016 【主】よ。私に答えてください。あなたの恵みはまことに深いのです。あなたの豊かなあわれみにしたがって私に御顔を向けてください。
069017 あなたのしもべに御顔を隠さないでください。私は苦しんでいます。早く私に答えてください。
069018 どうか、私のたましいに近づき、贖ってください。私の敵のゆえに、私を贖ってください。
069019 あなたは私へのそしりと、私の恥と私への侮辱とをご存じです。私に敵対する者はみな、あなたの御前にいます。
069020 そしりが私の心を打ち砕き、私は、ひどく病んでいます。私は同情者を待ち望みましたが、ひとりもいません。慰める者を待ち望みましたが、見つけることはできませんでした。
069021 彼らは私の食物の代わりに、苦味を与え、私が渇いたときには酢を飲ませました。
069022 彼らの前の食卓はわなとなれ。彼らが栄えるときには、それが落とし穴となれ。
069023 彼らの目は暗くなって、見えなくなれ。彼らの腰をいつもよろけさせてください。
069024 あなたの憤りを彼らの上に注いでください。あなたの燃える怒りが、彼らに追いつくようにしてください。
069025 彼らの陣営を荒れ果てさせ、彼らの宿営にはだれも住む者がないようにしてください。
069026 彼らはあなたが打った者を迫害し、あなたに傷つけられた者の痛みを数え上げるからです。
069027 どうか、彼らの咎に咎を加え、彼らをあなたの義の中に入れないでください。
069028 彼らがいのちの書から消し去られ、正しい者と並べて、書きしるされることがありませんように。
069029 しかし私は悩み、痛んでいます。神よ。御救いが私を高く上げてくださるように。
069030 私は神の御名を歌をもってほめたたえ、神を感謝をもってあがめます。
069031 それは雄牛、角と割れたひづめのある若い雄牛にまさって【主】に喜ばれるでしょう。
069032 心の貧しい人たちは、見て、喜べ。神を尋ね求める者たちよ。あなたがたの心を生かせ。
069033 【主】は、貧しい者に耳を傾け、その捕らわれ人らをさげすみなさらないのだから。
069034 天と地は、主をほめたたえよ。海とその中に動くすべてのものも。
069035 まことに神がシオンを救い、ユダの町々を建てられる。こうして彼らはそこに住み、そこを自分たちの所有とする。
069036 主のしもべの子孫はその地を受け継ぎ、御名を愛する者たちはそこに住みつこう。