詩篇

127001 【主】が家を建てるのでなければ、建てる者の働きはむなしい。【主】が町を守るのでなければ、守る者の見張りはむなしい。
127002 あなたがたが早く起きるのも、おそく休むのも、辛苦の糧を食べるのも、それはむなしい。主はその愛する者には、眠っている間に、このように備えてくださる。
127003 見よ。子どもたちは【主】の賜物、胎の実は報酬である。
127004 若い時の子らはまさに勇士の手にある矢のようだ。
127005 幸いなことよ。矢筒をその矢で満たしている人は。彼らは、門で敵と語る時にも、恥を見ることがない。
128001 幸いなことよ。すべて【主】を恐れ、主の道を歩む者は。
128002 あなたは、自分の手の勤労の実を食べるとき、幸福で、しあわせであろう。
128003 あなたの妻は、あなたの家の奥にいて、豊かに実を結ぶぶどうの木のようだ。あなたの子らは、あなたの食卓を囲んで、オリーブの木を囲む若木のようだ。
128004 見よ。【主】を恐れる人は、確かに、このように祝福を受ける。
128005 【主】はシオンからあなたを祝福される。あなたは、いのちの日の限り、エルサレムの繁栄を見よ。
128006 あなたの子らの子たちを見よ。イスラエルの上に平和があるように。
129001 「彼らは私の若いころからひどく私を苦しめた。」さあ、イスラエルは言え。
129002 「彼らは私の若いころからひどく私を苦しめた。彼らは私に勝てなかった。
129003 耕す者は私の背に鋤をあて、長いあぜを作った。」
129004 【主】は、正しくあり、悪者の綱を断ち切られた。
129005 シオンを憎む者はみな、恥を受けて、退け。
129006 彼らは伸びないうちに枯れる屋根の草のようになれ。
129007 刈り取る者は、そんなものを、つかみはしない。たばねる者も、かかえはしない。
129008 通りがかりの人も、「【主】の祝福があなたがたにあるように。【主】の名によってあなたがたを祝福します」とは言わない。

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