詩篇

130001 【主】よ。深い淵から、私はあなたを呼び求めます。
130002 主よ。私の声を聞いてください。私の願いの声に耳を傾けてください。
130003 主よ。あなたがもし、不義に目を留められるなら、主よ、だれが御前に立ちえましょう。
130004 しかし、あなたが赦してくださるからこそあなたは人に恐れられます。
130005 私は【主】を待ち望みます。私のたましいは、待ち望みます。私は主のみことばを待ちます。
130006 私のたましいは、夜回りが夜明けを待つのにまさり、まことに、夜回りが夜明けを待つのにまさって、主を待ちます。
130007 イスラエルよ。【主】を待て。【主】には恵みがあり、豊かな贖いがある。
130008 主は、すべての不義からイスラエルを贖い出される。
131001 【主】よ。私の心は誇らず、私の目は高ぶりません。及びもつかない大きなことや、奇しいことに、私は深入りしません。
131002 まことに私は、自分のたましいを和らげ、静めました。乳離れした子が母親の前にいるように、私のたましいは乳離れした子のように私の前におります。
131003 イスラエルよ。今よりとこしえまで【主】を待て。
132001 【主】よ。ダビデのために、彼のすべての苦しみを思い出してください。
132002 彼は【主】に誓い、ヤコブの全能者に誓いを立てました。
132003 「私は決して、わが家の天幕に入りません。私のために備えられた寝床にも上がりません。
132004 私の目に眠りを与えません。私のまぶたにまどろみをも。
132005 私が【主】のために、一つの場所を見いだし、ヤコブの全能者のために、御住まいを見いだすまでは。」
132006 今や、私たちはエフラテでそれを聞き、ヤアルの野で、それを見いだした。
132007 さあ、主の住まいに行き、主の足台のもとにひれ伏そう。
132008 【主】よ。立ち上がってください。あなたの安息の場所に、お入りください。あなたと、あなたの御力の箱も。
132009 あなたの祭司たちは、義を身にまとい、あなたの聖徒たちは、喜び歌いますように。
132010 あなたのしもべダビデのために、あなたに油そそがれた者の顔を、うしろへ向けないでください。
132011 【主】はダビデに誓われた。それは、主が取り消すことのない真理である。「あなたの身から出る子をあなたの位に着かせよう。
132012 もし、あなたの子らが、わたしの契約と、わたしの教えるさとしを守るなら、彼らの子らもまた、とこしえにあなたの位に着くであろう。」
132013 【主】はシオンを選び、それをご自分の住みかとして望まれた。
132014 「これはとこしえに、わたしの安息の場所、ここにわたしは住もう。わたしがそれを望んだから。
132015 わたしは豊かにシオンの食物を祝福し、その貧しい者をパンで満ち足らせよう。
132016 その祭司らに救いを着せよう。その聖徒らは大いに喜び歌おう。
132017 そこにわたしはダビデのために、一つの角を生えさせよう。わたしは、わたしに油そそがれた者のために、一つのともしびを備えている。
132018 わたしは彼の敵に恥を着せる。しかし、彼の上には、彼の冠が光り輝くであろう。」

次へ
戻る
INDEX