124001 「もしも【主】が私たちの味方でなかったなら。」さあ、イスラエルは言え。
124002 「もしも【主】が私たちの味方でなかったなら、人々が私たちに逆らって立ち上がったとき、
124003 そのとき、彼らは私たちを生きたままのみこんだであろう。彼らの怒りが私たちに向かって燃え上がったとき、
124004 そのとき、大水は私たちを押し流し、流れは私たちを越えて行ったであろう。
124005 そのとき、荒れ狂う水は私たちを越えて行ったであろう。」
124006 ほむべきかな。【主】。主は私たちを彼らの歯のえじきにされなかった。
124007 私たちは仕掛けられたわなから鳥のように助け出された。わなは破られ、私たちは助け出された。
124008 私たちの助けは、天地を造られた【主】の御名にある。
125001 【主】に信頼する人々はシオンの山のようだ。ゆるぐことなく、とこしえにながらえる。
125002 山々がエルサレムを取り囲むように、【主】は御民を今よりとこしえまでも囲まれる。
125003 悪の杖が正しい者の地所の上にとどまることなく、正しい者が不正なことに、手を伸ばさないためである。
125004 【主】よ。善良な人々や心の直ぐな人々に、いつくしみを施してください。
125005 しかし、【主】は、曲がった道にそれる者どもを不法を行う者どもとともに、連れ去られよう。イスラエルの上に平和があるように。
126001 【主】がシオンの繁栄を元どおりにされたとき、私たちは夢を見ている者のようであった。
126002 そのとき、私たちの口は笑いで満たされ、私たちの舌は喜びの叫びで満たされた。そのとき、国々の間で、人々は言った。「【主】は彼らのために大いなることをなされた。」
126003 【主】は私たちのために大いなることをなされ、私たちは喜んだ。
126004 【主】よ。ネゲブの流れのように、私たちの繁栄を元どおりにしてください。
126005 涙とともに種を蒔く者は、喜び叫びながら刈り取ろう。
126006 種入れをかかえ、泣きながら出て行く者は、束をかかえ、喜び叫びながら帰って来る。