121001 私は山に向かって目を上げる。私の助けは、どこから来るのだろうか。
121002 私の助けは、天地を造られた【主】から来る。
121003 主はあなたの足をよろけさせず、あなたを守る方は、まどろむこともない。
121004 見よ。イスラエルを守る方は、まどろむこともなく、眠ることもない。
121005 【主】は、あなたを守る方。【主】は、あなたの右の手をおおう陰。
121006 昼も、日が、あなたを打つことがなく、夜も、月が、あなたを打つことはない。
121007 【主】は、すべてのわざわいから、あなたを守り、あなたのいのちを守られる。
121008 【主】は、あなたを、行くにも帰るにも、今よりとこしえまでも守られる。
122001 人々が私に、「さあ、【主】の家に行こう」と言ったとき、私は喜んだ。
122002 エルサレムよ。私たちの足は、おまえの門のうちに立っている。
122003 エルサレム、それは、よくまとめられた町として建てられている。
122004 そこに、多くの部族、主の部族が、上って来る。イスラエルのあかしとして、【主】の御名に感謝するために。
122005 そこには、さばきの座、ダビデの家の王座があったからだ。
122006 エルサレムの平和のために祈れ。「おまえを愛する人々が栄えるように。
122007 おまえの城壁のうちには、平和があるように。おまえの宮殿のうちには、繁栄があるように。」
122008 私の兄弟、私の友人のために、さあ、私は言おう。「おまえのうちに平和があるように。」
122009 私たちの神、【主】の家のために、私は、おまえの繁栄を求めよう。
123001 あなたに向かって、私は目を上げます。天の御座に着いておられる方よ。
123002 ご覧ください。奴隷の目が主人の手に向けられ、女奴隷の目が女主人の手に向けられているように、私たちの目は私たちの神、【主】に向けられています。主が私たちをあわれまれるまで。
123003 私たちをあわれんでください。【主】よ。私たちをあわれんでください。私たちはさげすみで、もういっぱいです。
123004 私たちのたましいは、安逸をむさぼる者たちのあざけりと、高ぶる者たちのさげすみとで、もういっぱいです。