歴代誌 第T

0401 ユダの子孫は、ペレツ、ヘツロン、カルミ、フル、ショバル。
0402 ショバルの子レアヤはヤハテを生み、ヤハテはアフマイとラハデを生んだ。これらはツォルア人の諸氏族である。
0403 エタムの父の子は次のとおりである。イズレエル、イシュマ、イデバシュ。彼らの姉妹の名はハツェレルポニ。
0404 ゲドルの父ペヌエルとフシャの父エゼル。これらがベツレヘムの父、エフラテの長子、フルの子である。
0405 テコアの父アシュフルにはふたりの妻、ヘルアとナアラがいた。
0406 ナアラは彼に、アフザム、ヘフェル、テメニ、アハシュタリを産んだ。これらがナアラの子である。
0407 ヘルアの子は、ツェレテ、ツォハル、エテナン。
0408 コツは、アヌブ、ツォベバ、それにハルムの子アハルヘルの諸氏族を生んだ。
0409 ヤベツは彼の兄弟たちよりも重んじられた。彼の母は、「私が悲しみのうちにこの子を産んだから」と言って、彼にヤベツという名をつけた。
0410 ヤベツはイスラエルの神に呼ばわって言った。「私を大いに祝福し、私の地境を広げてくださいますように。御手が私とともにあり、わざわいから遠ざけて私が苦しむことのないようにしてくださいますように。」そこで神は彼の願ったことをかなえられた。
0411 シュハの兄弟ケルブはメヒルを生んだ。彼はエシュトンの父であった。
0412 エシュトンは、ベテ・ラファ、パセアハ、イル・ナハシュの父テヒナを生んだ。これらはレカの人々である。
0413 ケナズの子たちは、オテニエル、セラヤ。オテニエルの子たちは、ハタテとメオノタイ。
0414 メオノタイはオフラを生み、セラヤはゲ・ハラシムの父ヨアブを生んだ。彼らは職人だったのである。
0415 エフネの子カレブの子たちは、イル、エラ、ナアム。エラの子たちは、ケナズ。
0416 エハレルエルの子は、ジフ、ジファ、ティルヤ、アサルエル。
0417 エズラの子は、エテル、メレデ、エフェル、ヤロン。彼女はみごもって、ミリヤムとシャマイとエシュテモアの父イシュバフを産んだ。
0418 彼のユダヤ人の妻は、ゲドルの父エレデ、ソコの父ヘベル、ザノアハの父エクティエルを産んだ。これらはメレデがめとったパロの娘ビテヤの子であった。
0419 ナハムの姉妹に当たるホディヤの妻の子は、ガルミ人ケイラの父とマアカ人エシュテモア。
0420 シモンの子は、アムノン、リナ、ベン・ハナン、ティロン。イシュイの子は、ゾヘテ、ベン・ゾヘテ。
0421 ユダの子シェラの子孫は、レカの父エル、マレシャの父ラダ、および、アシュベア家に属する、白亜麻布業を営む家の氏族、
0422 モアブを治めたヨキム、コゼバの人々、ヨアシュ、サラフ、ヤシュビ・ラヘム。この記録は古い。
0423 彼らは陶器師で、ネタイムとゲデラの住民であり、王の仕事をするため、王とともにそこに住んだ。
0424 シメオンの子は、ネムエル、ヤミン、ヤリブ、ゼラフ、サウル。
0425 その子はシャルム、その子はミブサム、その子はミシュマ。
0426 ミシュマの子孫は、その子、ハムエル、その子のザクル、その子のシムイ。
0427 シムイには十六人の息子と、六人の娘があったが、彼の兄弟たちには多くの息子がなかった。彼らの全氏族は、ユダの子らほどには多くならなかった。
0428 彼らは、ベエル・シェバ、モラダ、ハツァル・シュアルに住み、
0429 ビルハ、エツェム、トラデ、
0430 ベトエル、ホルマ、ツィケラグ、
0431 ベテ・マルカボテ、ハツァル・スシム、ベテ・ビルイ、シャアライムに住んだ。これはダビデの治世に至るまで、彼らの町であった。
0432 また、彼らの村々は、エタム、アイン、リモン、トケン、アシャンの五つの町であり、
0433 その町々の回りにあってバアルにまで及ぶ彼らのすべての村々であった。これが彼らの住まいであった。彼らは系図に載せられた者であった。
0434 メショバブ、ヤムレク、アマツヤの子ヨシャ、
0435 ヨエル、アシエルの子セラヤの子ヨシブヤの子エフー、
0436 エルヨエナイ、ヤアコバ、エショハヤ、アサヤ、アディエル、エシミエル、ベナヤ、
0437 ジザ。彼はシフイの子、順次さかのぼって、アロンの子、エダヤの子、シムリの子、シェマヤの子。
0438 ここに名まえの出てくるこれらの人々は、彼らの諸氏族の長であった。彼ら一族は大いにふえた。
0439 彼らは、その群れのために牧場を捜し求めて、ゲドルの入口に行き、谷の東方にまで行って、
0440 豊かな良い牧場を発見した。その土地は広々としていて、静かで安らかだった。以前そこに住んでいた者はハム系の人々だったからである。
0441 そこで、ユダの王ヒゼキヤの時代に、ここに名のしるされた人々が来て、彼らの天幕と、そこにいたメウニム人を打ち、彼らを聖絶した。今日もそのままである。彼らはこの人々に代わってそこに住みついた。そこには、彼らの群れのために牧場があったからである。
0442 また、彼らシメオン族のうち、五百人の人々が、イシュイの子ペラテヤ、ネアルヤ、レファヤ、ウジエルを彼らのかしらとして、セイル山に行った。
0443 そして、アマレクの残っていた者、のがれた者を打ち、そこに住んだ。今日もそのままである。
0501 イスラエルの長子ルベンの子孫──彼は長子であったが、父の寝床を汚したことにより、その長子の権利はイスラエルの子ヨセフの子に与えられた。系図の記載は長子の権利に従って行うものではない。
0502 ユダは彼の兄弟たちにまさる者となり、君たる者も彼から出るのであるが、長子の権利はヨセフに帰したからである──
0503 イスラエルの長子ルベンの子は、エノク、パル、ヘツロン、カルミ。
0504 ヨエルの子は、その子はシェマヤ、その子はゴグ、その子はシムイ、
0505 その子はミカ、その子はレアヤ、その子はバアル、
0506 その子はアッシリヤの王ティグラテ・ピレセルが引いて行ったベエラ。彼はルベン人の族長であった。
0507 また、彼の兄弟たちは、氏族ごとに生まれた順に系図に載せられたかしらはエイエル、それにゼカリヤ、
0508 ベラ。彼はヨエルの子シェマの子アザズの子で、アロエルに住み、ネボやバアル・メオンにまで及び、
0509 東は、ユーフラテス川から荒野の入口に及ぶ地に住んだ。ギルアデの地で彼らの家畜がふえたからである。
0510 彼らはサウルの時代に、ハガル人と戦いを交え、ハガル人は彼らの手に倒れた。そこで、彼らは、ギルアデの東方一帯に、天幕を張って住んだ。
0511 ガド族は、彼らの真向かいに当たるバシャンの地に住み、サルカにまで及んだ。
0512 かしらヨエル、二番目のシャファム、そして、ヤナイ、シャファテが、バシャンに住んだ。
0513 彼ら一族に属する彼らの兄弟たちは、ミカエル、メシュラム、シェバ、ヨライ、ヤカン、ジア、エベルの七人。
0514 これらは、アビハイルの子である。アビハイルはフリの子、順次さかのぼって、ヤロアハの子、ギルアデの子、ミカエルの子、エシシャイの子、ヤフドの子、ブズの子。
0515 アヒ。彼はグニの子アブディエルの子で、彼ら一族のかしらであった。
0516 そして、彼らはギルアデとバシャンとそれに属する村落、およびシャロンの放牧地全域にわたって、その境に住んだ。
0517 彼らはみな、ユダの王ヨタムの時代、イスラエルの王ヤロブアムの時代に系図に載せられた。
0518 ルベン族、ガド人、マナセの半部族で、盾と剣を取り、弓を引き、戦いの訓練を受けた勇者たちのうち、従軍する者は、四万四千七百六十人であった。
0519 ここに、彼らはハガル人およびエトル、ナフィシュ、ノダブと戦いを交えたが、
0520 助けを得てこれらに当たった。それで、ハガル人およびこれとともにいた者はみな彼らの手に渡された。それは、彼らがその戦いのときに、神に呼ばわったからである。彼らが神に拠り頼んだので、神は彼らの願いを聞き入れられた。
0521 彼らはこの人々の家畜を奪い去った。らくだ五万、羊二十五万、ろば二千、人十万。
0522 この戦いは神から出ていたため、多くの者が刺し殺されて倒れたからである。彼らはこの人々に代わって、捕囚の時まで、そこに住んだ。
0523 マナセの半部族の人々は、この地、すなわち、バシャンからバアル・ヘルモン、セニル、ヘルモン山に至る地に住み、その数はふえた。
0524 彼らの一族のかしらたちは次のとおり。エフェル、イシュイ、エリエル、アズリエル、エレミヤ、ホダブヤ、ヤフディエル。この人たちは、勇士であり、名のある人々であって、彼らの一族のかしらであった。
0525 ところが、彼らは、その父祖の神に対して不信の罪を犯し、神が彼らの前からぬぐい去って滅ぼされたその地の民の神々を慕って不貞を犯した。
0526 そこで、イスラエルの神は、アッシリヤの王プルの霊と、アッシリヤの王ティグラテ・ピレセルの霊を奮い立たせられた。それで、彼はルベン人とガド人、およびマナセの半部族を捕らえ移し、彼らをハラフと、ハボルとハラとゴザンの川に連れて行った。今日もそのままである。
0601 レビの子は、ゲルション、ケハテ、メラリ。
0602 ケハテの子は、アムラム、イツハル、ヘブロン、ウジエル。
0603 アムラムの子は、アロン、モーセ、ミリヤム。アロンの子は、ナダブ、アビフ、エルアザル、イタマル。
0604 エルアザルはピネハスを生み、ピネハスはアビシュアを生み、
0605 アビシュアはブキを生み、ブキはウジを生み、
0606 ウジはゼラヘヤを生み、ゼラヘヤはメラヨテを生み、
0607 メラヨテはアマルヤを生み、アマルヤはアヒトブを生み、
0608 アヒトブはツァドクを生み、ツァドクはアヒマアツを生み、
0609 アヒマアツはアザルヤを生み、アザルヤはヨハナンを生み、
0610 ヨハナンはアザルヤを生んだ。これは、ソロモンがエルサレムに建てた宮で、祭司の務めを果たしたアザルヤのことである。
0611 アザルヤはアマルヤを生み、アマルヤはアヒトブを生み、
0612 アヒトブはツァドクを生み、ツァドクはシャルムを生み、
0613 シャルムはヒルキヤを生み、ヒルキヤはアザルヤを生み、
0614 アザルヤはセラヤを生み、セラヤはエホツァダクを生んだ。
0615 エホツァダクは、【主】がネブカデネザルの手によってユダとエルサレムとを捕らえ移したとき、連れ去られた。
0616 レビ族は、ゲルショム、ケハテ、メラリ。
0617 ゲルショム族の名は次のとおり。リブニとシムイ。
0618 ケハテ族は、アムラム、イツハル、ヘブロン、ウジエル。
0619 メラリ族は、マフリ、ムシ。これが父祖の家ごとのレビ人の諸氏族である。
0620 ゲルショムに属する者は、その子、リブニ、その子のヤハテ、その子のジマ、
0621 その子のヨアフ、その子のイド、その子のゼラフ、その子のエオテライ。
0622 ケハテ族は、その子、アミナダブ、その子のコラ、その子のアシル、
0623 その子のエルカナ、その子のエブヤサフ、その子のアシル、
0624 その子のタハテ、その子のウリエル、その子のウジヤ、その子のサウル。
0625 エルカナの子孫は、アマサイ、アヒモテ。
0626 エルカナの子、エルカナ、その子のツォファイ、その子のナハテ、
0627 その子のエリアブ、その子のエロハム、その子のエルカナ。
0628 サムエルの子は、長子ヨエル、次男アビヤ。
0629 メラリの子は、マフリ、その子、リブニ、その子のシムイ、その子のウザ、
0630 その子のシムア、その子のハギヤ、その子のアサヤ。
0631 箱が安置所に納められて後、ダビデが【主】の宮の歌をつかさどらせるために立てた人々は次のとおりである。
0632 彼らはソロモンがエルサレムに【主】の宮を建てるまでは、会見の天幕である幕屋の前で、歌をもって仕え、おのおのその定めに従って、奉仕を担当した。
0633 仕えた者たちとその一族は次のとおりである。ケハテ族からは歌い手ヘマン。彼はヨエルの子、順次さかのぼって、サムエルの子、
0634 エルカナの子、エロハムの子、エリエルの子、トアハの子、
0635 ツフの子、エルカナの子、マハテの子、アマサイの子、
0636 エルカナの子、ヨエルの子、アザルヤの子、ゼパニヤの子、
0637 タハテの子、アシルの子、エブヤサフの子、コラの子、
0638 イツハルの子、ケハテの子、レビの子、イスラエルの子。
0639 ヘマンの兄弟アサフは、彼の右に立って仕えた。アサフはベレクヤの子、順次さかのぼって、彼はシムアの子、
0640 ミカエルの子、バアセヤの子、マルキヤの子、
0641 エテニの子、ゼラフの子、アダヤの子、
0642 エタンの子、ジマの子、シムイの子、
0643 ヤハテの子、ゲルショムの子、レビの子。
0644 左側には、彼らの同胞、メラリ族のエタンがいた。彼はキシの子、順次さかのぼって、アブディの子、マルクの子、
0645 ハシャブヤの子、アマツヤの子、ヒルキヤの子、
0646 アムツィの子、バニの子、シェメルの子、
0647 マフリの子、ムシの子、メラリの子、レビの子。
0648 彼らの同胞のレビ人は、神の宮である幕屋のあらゆる奉仕につけられた。
0649 アロンとその子らは、全焼のいけにえの壇と香の壇の上に煙を立ち上らせて、至聖所のすべての仕事に当たり、イスラエルを贖った。すべて、神のしもべモーセが命じたとおりである。
0650 アロンの子孫は次のとおりである。その子、エルアザル、その子のピネハス、その子のアビシュア、
0651 その子のブキ、その子のウジ、その子のゼラヘヤ、
0652 その子のメラヨテ、その子のアマルヤ、その子のアヒトブ、
0653 その子のツァドク、その子のアヒマアツ。
0654 彼らの居住地はおのおのの地域内の宿営ごとに次のとおりである。ケハテ氏族に属するアロンの子孫には、彼らにくじが当たったので、
0655 ユダの地にあるヘブロンとその回りの放牧地を与えた。
0656 しかし、この町の畑とその村々は、エフネの子カレブに与えた。
0657 アロンの子孫には、のがれの町ヘブロン、それにリブナとその放牧地、ヤティル、エシュテモアとその放牧地、
0658 ヒレズとその放牧地、デビルとその放牧地、
0659 アシャンとその放牧地、ベテ・シェメシュとその放牧地、
0660 ベニヤミン部族から、ゲバとその放牧地、アレメテとその放牧地、アナトテとその放牧地を与えた。彼らの諸氏族の町は、全部で十三の町であった。
0661 残りのケハテ族には、あの半部族、すなわち、マナセの半部族に属する氏族から、くじによって十の町を与えた。
0662 ゲルショム族の諸氏族には、イッサカル部族、アシェル部族、ナフタリ部族、バシャンに住むマナセ部族から十三の町を与えた。
0663 メラリ族の諸氏族には、ルベン部族、ガド部族、ゼブルン部族から、くじによって十二の町を与えた。
0664 イスラエル人は、レビ人に町とその放牧地とを与えるとき、
0665 ユダ部族、シメオン部族、ベニヤミン部族から、これらの町々をくじによって与えた。彼らは、その町々の名を読み上げた。
0666 ケハテ諸氏族のうちのあるものには、エフライム部族からその地域の町々が与えられた。
0667 彼らには、エフライムの山地にあるのがれの町シェケムとその放牧地、それに、ゲゼルとその放牧地、
0668 ヨクメアムとその放牧地、ベテ・ホロンとその放牧地、
0669 アヤロンとその放牧地、ガテ・リモンとその放牧地を与えた。
0670 残りのケハテ族の氏族には、マナセの半部族から、アネルとその放牧地、バラムとその放牧地を与えた。
0671 ゲルショム族には、マナセの半部族に属する氏族から、バシャンのゴランとその放牧地、アシュタロテとその放牧地、
0672 イッサカル部族から、ケデシュとその放牧地、ダベラテとその放牧地、
0673 ラモテとその放牧地、アネムとその放牧地、
0674 アシェル部族から、マシャルとその放牧地、アブドンとその放牧地、
0675 フコクとその放牧地、レホブとその放牧地、
0676 ナフタリ部族から、ガリラヤにあるケデシュとその放牧地、ハモンとその放牧地、キルヤタイムとその放牧地を与えた。
0677 残りのメラリ族には、ゼブルン部族から、リモノとその放牧地、タボルとその放牧地、
0678 エリコからヨルダン川を渡った地方、すなわち、ヨルダン川の東では、ルベン部族から、荒野にあるベツェルとその放牧地、ヤハツとその放牧地、
0679 ケデモテとその放牧地、メファアテとその放牧地、
0680 ガド部族から、ギルアデのラモテとその放牧地、マハナイムとその放牧地、
0681 ヘシュボンとその放牧地、ヤゼルとその放牧地を与えた。

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