004001 私が呼ぶとき、答えてください。私の義なる神。あなたは、私の苦しみのときにゆとりを与えてくださいました。私をあわれみ、私の祈りを聞いてください。
004002 人の子たちよ。いつまでわたしの栄光をはずかしめ、むなしいものを愛し、まやかしものを慕い求めるのか。 セラ
004003 知れ。【主】は、ご自分の聖徒を特別に扱われるのだ。私が呼ぶとき、【主】は聞いてくださる。
004004 恐れおののけ。そして罪を犯すな。床の上で自分の心に語り、静まれ。 セラ
004005 義のいけにえをささげ、【主】に拠り頼め。
004006 多くの者は言っています。「だれかわれわれに良い目を見せてくれないものか。」【主】よ。どうか、あなたの御顔の光を、私たちの上に照らしてください。
004007 あなたは私の心に喜びを下さいました。それは穀物と新しいぶどう酒が豊かにあるときにもまさっています。
004008 平安のうちに私は身を横たえ、すぐ、眠りにつきます。【主】よ。あなただけが、私を安らかに住まわせてくださいます。
005001 私の言うことを耳に入れてください。【主】よ。私のうめきを聞き取ってください。
005002 私の叫びの声を心に留めてください。私の王、私の神。私はあなたに祈っています。
005003 【主】よ。朝明けに、私の声を聞いてください。朝明けに、私はあなたのために備えをし、見張りをいたします。
005004 あなたは悪を喜ぶ神ではなく、わざわいは、あなたとともに住まないからです。
005005 誇り高ぶる者たちは御目の前に立つことはできません。あなたは不法を行うすべての者を憎まれます。
005006 あなたは偽りを言う者どもを滅ぼされます。【主】は血を流す者と欺く者とを忌みきらわれます。
005007 しかし、私は、豊かな恵みによって、あなたの家に行き、あなたを恐れつつ、あなたの聖なる宮に向かってひれ伏します。
005008 【主】よ。私を待ち伏せている者がおりますから、あなたの義によって私を導いてください。私の前に、あなたの道をまっすぐにしてください。
005009 彼らの口には真実がなく、その心には破滅があるのです。彼らののどは、開いた墓で、彼らはその舌でへつらいを言うのです。
005010 神よ。彼らを罪に定めてください。彼らがおのれのはかりごとで倒れますように。彼らのはなはだしいそむきのゆえに彼らを追い散らしてください。彼らはあなたに逆らうからです。
005011 こうして、あなたに身を避ける者がみな喜び、とこしえまでも喜び歌いますように。あなたが彼らをかばってくださり、御名を愛する者たちがあなたを誇りますように。
005012 【主】よ。まことに、あなたは正しい者を祝福し、大盾で囲むように愛で彼を囲まれます。
006001 【主】よ。御怒りで私を責めないでください。激しい憤りで私を懲らしめないでください。
006002 【主】よ。私をあわれんでください。私は衰えております。【主】よ。私をいやしてください。私の骨は恐れおののいています。
006003 私のたましいはただ、恐れおののいています。【主】よ。いつまでですか。あなたは。
006004 帰って来てください。【主】よ。私のたましいを助け出してください。あなたの恵みのゆえに、私をお救いください。
006005 死にあっては、あなたを覚えることはありません。よみにあっては、だれが、あなたをほめたたえるでしょう。
006006 私は私の嘆きで疲れ果て、私の涙で、夜ごとに私の寝床を漂わせ、私のふしどを押し流します。
006007 私の目は、いらだちで衰え、私のすべての敵のために弱まりました。
006008 不法を行う者ども。みな私から離れて行け。【主】は私の泣く声を聞かれたのだ。
006009 【主】は私の切なる願いを聞かれた。【主】は私の祈りを受け入れられる。
006010 私の敵は、みな恥を見、ただ、恐れおののきますように。彼らは退き、恥を見ますように。またたくまに。