詩篇

029001 力ある者の子らよ。【主】に帰せよ。栄光と力とを【主】に帰せよ。
029002 御名の栄光を、【主】に帰せよ。聖なる飾り物を着けて【主】にひれ伏せ。
029003 【主】の声は、水の上にあり、栄光の神は、雷鳴を響かせる。【主】は、大水の上にいます。
029004 【主】の声は、力強く、【主】の声は、威厳がある。
029005 【主】の声は、杉の木を引き裂く。まことに、【主】はレバノンの杉の木を打ち砕く。
029006 主は、それらを、子牛のように、はねさせる。レバノンとシルヨンを若い野牛のように。
029007 【主】の声は、火の炎を、ひらめかせる。
029008 【主】の声は、荒野をゆすぶり、【主】は、カデシュの荒野を、ゆすぶられる。
029009 【主】の声は、雌鹿に産みの苦しみをさせ、大森林を裸にする。その宮で、すべてのものが、「栄光」と言う。
029010 【主】は、大洪水のときに御座に着かれた。まことに、【主】は、とこしえに王として御座に着いておられる。
029011 【主】は、ご自身の民に力をお与えになる。【主】は、平安をもって、ご自身の民を祝福される。
030001 【主】よ。私はあなたをあがめます。あなたが私を引き上げ、私の敵を喜ばせることはされなかったからです。
030002 私の神、【主】よ。私があなたに叫び求めると、あなたは私を、いやされました。
030003 【主】よ。あなたは私のたましいをよみから引き上げ、私が穴に下って行かないように、私を生かしておかれました。
030004 聖徒たちよ。【主】をほめ歌え。その聖なる御名に感謝せよ。
030005 まことに、御怒りはつかの間、いのちは恩寵のうちにある。夕暮れには涙が宿っても、朝明けには喜びの叫びがある。
030006 私が栄えたときに、私はこう言った。「私は決してゆるがされない。」
030007 【主】よ。あなたはご恩寵のうちに、私の山を強く立たせてくださいました。あなたが御顔を隠され、私はおじ惑っていましたが。
030008 【主】よ。私はあなたを呼び求めます。私の主にあわれみを請います。
030009 私が墓に下っても、私の血に何の益があるのでしょうか。ちりが、あなたを、ほめたたえるでしょうか。あなたのまことを、告げるでしょうか。
030010 聞いてください。【主】よ。私をあわれんでください。【主】よ。私の助けとなってください。
030011 あなたは私のために、嘆きを踊りに変えてくださいました。あなたは私の荒布を解き、喜びを私に着せてくださいました。
030012 私のたましいがあなたをほめ歌い、黙っていることがないために。私の神、【主】よ。私はとこしえまでも、あなたに感謝します。

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