歴代誌 第T

2501 また、ダビデと将軍たちは、アサフとヘマンとエドトンの子らを奉仕のために取り分け、立琴と十弦の琴とシンバルをもって預言する者とした。その奉仕に従って、仕事についた者の数は次のとおりである。
2502 アサフの子では、ザクル、ヨセフ、ネタヌヤ、アサルエラ。これらはアサフの子で、王の指揮に従って、預言するアサフの指揮下にあった。
2503 エドトンについて。エドトンの子は、ゲダルヤ、ツェリ、エシャヤ、シムイ、ハシャブヤ、マティテヤの六人。立琴をもって【主】をほめたたえ、賛美しながら預言する彼らの父エドトンの指揮下にあった。
2504 ヘマンについて。ヘマンの子は、ブキヤ、マタヌヤ、ウジエル、シェブエル、エリモテ、ハナヌヤ、ハナニ、エリヤタ、ギダルティ、ロマムティ・エゼル、ヨシュベカシャ、マロティ、ホティル、マハジオテ。
2505 これらはみな、神のことばに従って、角笛を高く上げる王の先見者ヘマンの子らであった。神はヘマンに息子十四人と、娘三人を与えられた。
2506 これらはみな、その父の指揮下にあって、シンバル、十弦の琴、立琴を手に、【主】の宮で歌を歌って、王の指揮の下に神の宮の奉仕に当たる者たちである。アサフ、エドトン、ヘマン、
2507 彼らおよび【主】にささげる歌の訓練を受けた彼らの同族──彼らはみな達人であった──の人数は二百八十八人であった。
2508 彼らは、下の者も上の者も、達人も弟子も、みな同じように任務のためのくじを引いた。
2509 一のくじは、アサフに属するヨセフに当たり、 二はゲダルヤに当たった。彼と兄弟たち、子たち、十二人。
2510 三はザクル、その子たち、兄弟たち、十二人。
2511 四はイツェリ、その子たち、兄弟たち、十二人。
2512 五はネタヌヤ、その子たち、兄弟たち、十二人。
2513 六はブキヤ、その子たち、兄弟たち、十二人。
2514 七はエサルエラ、その子たち、兄弟たち、十二人。
2515 八はエシャヤ、その子たち、兄弟たち、十二人。
2516 九はマタヌヤ、その子たち、兄弟たち、十二人。
2517 十はシムイ、その子たち、兄弟たち、十二人。
2518 十一はアザルエル、その子たち、兄弟たち、十二人。
2519 十二はハシャブヤ、その子たち、兄弟たち、十二人。
2520 十三はシュバエル、その子たち、兄弟たち、十二人。
2521 十四はマティテヤ、その子たち、兄弟たち、十二人。
2522 十五はエレモテ、その子たち、兄弟たち、十二人。
2523 十六はハナヌヤ、その子たち、兄弟たち、十二人。
2524 十七はヨシュベカシャ、その子たち、兄弟たち、十二人。
2525 十八はハナニ、その子たち、兄弟たち、十二人。
2526 十九はマロティ、その子たち、兄弟たち、十二人。
2527 二十はエリヤタ、その子たち、兄弟たち、十二人。
2528 二十一はホティル、その子たち、兄弟たち、十二人。
2529 二十二はギダルティ、その子たち、兄弟たち、十二人。
2530 二十三はマハジオテ、その子たち、兄弟たち、十二人。
2531 二十四はロマムティ・エゼル、その子たち、兄弟たち、十二人に当たった。
2601 門衛の組分け。コラ人ではアサフ族のコレの子メシェレムヤ。
2602 メシェレムヤには子どもがあった。長男ゼカリヤ、次男エディアエル、三男ゼバデヤ、四男ヤテニエル、
2603 五男エラム、六男ヨハナン、七男エルエホエナイ。
2604 オベデ・エドムには子どもがあった。長男シェマヤ、次男エホザバデ、三男ヨアフ、四男サカル、五男ネタヌエル、
2605 六男アミエル、七男イッサカル、八男ペウルタイ。神が彼を祝福されたからである。
2606 彼の子シェマヤに子どもたちが生まれた。彼らは勇士だったので、その父の家を治める者となった。
2607 シェマヤの子は、オテニ、レファエル、オベデ、エルザバデ──彼の兄弟は勇者、エリフとセマクヤ。
2608 これはみな、オベデ・エドムの子たちで、彼らとその子、兄弟たちは、その奉仕にふさわしい力のある勇敢な人であった。オベデ・エドムに属する者は六十二人であった。
2609 メシェレムヤには子どもと兄弟たちがあり、彼らは勇者で、十八人であった。
2610 また、メラリ族のホサには、子どもがあり、そのかしらはシムリであった。彼は長男ではなかったが、父が彼をかしらにしたからである。
2611 二はヒルキヤ、 三はテバルヤ、 四はゼカリヤであった。ホサの子ども、兄弟たちは合計十三人であった。
2612 門衛のこれらの各組に対し、【主】の宮で仕える任務が、彼らのかしらごとに、彼らの兄弟たちと全く同じように割り当てられた。
2613 こうして、彼らは、下の者も上の者もひとしく、その父祖の家ごとに、一つ一つの門についてくじを引いた。
2614 すると、東方のくじはシェレムヤに当たった。彼の子で思慮深い議官ゼカリヤのためにくじが引かれ、彼のくじは北方と出た。
2615 オベデ・エドムには南方、彼の子らには倉、
2616 シュピムとホサには西方、それに上り坂の大路のシャレケテ門が当たった。見張りの組と組とは並び合っていた。
2617 東方には六人のレビ人、北方には毎日四人、南方には毎日四人、倉にはふたりずつ、
2618 西方の前庭には、大路に四人、前庭にふたりであった。
2619 以上は、コラ族とメラリ族の門衛の組分けである。
2620 レビ人のアヒヤは、神の宮の宝物倉および聖なるささげ物の宝物倉をつかさどった。
2621 ゲルション族でラダンに属するラダンの子ら、ゲルション人ラダンに属する一族のかしらたち、すなわちエヒエル人、
2622 エヒエル人の子孫、その兄弟ゼタムとヨエルは、【主】の宮の宝物倉をつかさどった。
2623 アムラム人、イツハル人、ヘブロン人、ウジエル人については、
2624 モーセの子ゲルショムの子シェブエルが宝物倉のつかさであった。
2625 彼の同族で、エリエゼルに属する者は、その子レハブヤ、その子エシャヤ、その子ヨラム、その子ジクリ、その子シェロミテであるが、
2626 このシェロミテと彼の兄弟たちは、ダビデ王と一族のかしらたち、および、千人隊の長、百人隊の長たち、将軍たちが聖別してささげた聖なるささげ物のすべての宝物倉をつかさどった。
2627 彼らは、戦いで得た分捕り物を、【主】の宮を修理するために聖別してささげた。
2628 すべて予見者サムエル、キシュの子サウル、ネルの子アブネル、ツェルヤの子ヨアブが聖別してささげた物、すなわち、すべての聖なるささげ物は、シェロミテとその兄弟たちにゆだねられた。
2629 イツハル人のうち、ケナヌヤとその子らは、イスラエルに関する外の仕事につき、つかさとさばきつかさとなった。
2630 ヘブロン人のうち、ハシャブヤとその同族の者は勇者であり、千七百人いたが、ヨルダン川を渡った所から西方に至る地域のイスラエルの管理に当たり、すべての【主】の仕事、王への奉仕に当たった。
2631 ヘブロン人のうち、エリヤは、その一族その家系によるヘブロン人のかしらであった。ダビデの治世の 四十年に、彼らは調べられ、そのとき彼らのうちにギルアデのヤゼルで勇士が見いだされた。
2632 彼の同族の者たちは勇者であって、二千七百人いたが、一族のかしらたちであった。ダビデ王は彼らを、ルベン人、ガド人、マナセ人の半部族の上に任命し、すべて神に関する事がら、王に関する事がらに当たらせた。
2701 イスラエル人、すなわち、一族のかしらたち、千人隊の長、百人隊の長たち、および彼らのつかさたちは、王に仕えて一年のすべての月を通じ、月ごとの交替制にしたがって、各分団のすべての事に当たったが、その人数は一つの分団が二万四千人であった。
2702 一の月、 一分団の長、ザブディエルの子ヤショブアム。彼の分団は二万四千人。
2703 彼はペレツの子孫のひとりで、 一の月を受け持つ将軍たちすべてのかしらであった。
2704 二の月、分団の長、アホアハ人ドダイ、──彼の分団といえば、つかさミクロテがいた。彼の分団は二万四千人。
2705 三の月、 三軍団の長は祭司エホヤダの子ベナヤ。彼がかしらであった。彼の分団は二万四千人。
2706 彼は、あの三十人の勇士のひとり、三十人の長のベナヤである。彼の分団には、その子アミザバデがいた。
2707 四の月、 四軍は、ヨアブの兄弟アサエル。その子ゼバデヤが彼の跡を継いだ。彼の分団は二万四千人。
2708 五の月、 五軍は、あの長イズラフ人シャムフテ。彼の分団は二万四千人。
2709 六の月、 六軍は、テコア人イケシュの子イラ。彼の分団は二万四千人。
2710 七の月、 七軍は、エフライム族の出であるペロニ人ヘレツ。彼の分団は二万四千人。
2711 八の月、 八軍は、ゼラフ人に属するフシャ人シベカイ。彼の分団は二万四千人。
2712 九の月、 九軍は、ベニヤミン人に属するアナトテ人アビエゼル。彼の分団は二万四千人。
2713 十の月、 十軍は、ゼラフ人に属するネトファ人マフライ。彼の分団は二万四千人。
2714 十一の月、 十一軍は、エフライム族の出であるピルアトン人ベナヤ。彼の分団は二万四千人。
2715 十二の月、 十二軍は、オテニエルに属するネトファ人ヘルダイ。彼の分団は二万四千人。
2716 なお、イスラエルの各部族の長は、ルベン人では、ジクリの子エリエゼルがつかさ。シメオン人ではマアカの子シェファテヤ。
2717 レビではケムエルの子ハシャブヤ。アロンではツァドク。
2718 ユダではダビデの兄弟のひとりエリフ。イッサカルではミカエルの子オムリ。
2719 ゼブルンではオバデヤの子イシェマヤ。ナフタリではアズリエルの子エリモテ。
2720 エフライム族ではアザズヤの子ホセア。マナセの半部族ではペダヤの子ヨエル。
2721 ギルアデのマナセの半部族ではゼカリヤの子イド。ベニヤミンではアブネルの子ヤアシエル。
2722 ダンではエロハムの子アザルエル。これがイスラエル各部族のつかさたちであった。
2723 ダビデは二十歳以下の人々は数に入れなかった。【主】がイスラエルを天の星のようにふやそうと言われたからである。
2724 ツェルヤの子ヨアブが数え始めたが、終わらなかった。このため、御怒りがイスラエルの上に下って、その数はダビデ王の年代記の統計には載らなかった。
2725 王の宝物倉をつかさどったのは、アディエルの子アズマベテ。野と町々と村々とおのおののやぐらにある宝物倉をつかさどったのは、ウジヤの子ヨナタン。
2726 土地を耕して畑仕事をする者たちをつかさどったのは、ケルブの子エズリ。
2727 ぶどう畑をつかさどったのは、ラマ人シムイ。ぶどう酒の倉にあるぶどう畑の産物をつかさどったのは、シェファム人ザブディ。
2728 低地にあるオリーブの木といちじく桑の木をつかさどったのは、ゲデル人バアル・ハナン。油の倉をつかさどったのはヨアシュ。
2729 シャロンで飼われる牛の群れをつかさどったのは、シャロン人シルタイ。谷にいる牛の群れをつかさどったのは、アデライの子シャファテ。
2730 らくだをつかさどったのは、イシュマエル人オビル。雌ろばをつかさどったのは、メロノテ人エフデヤ。
2731 羊の群れをつかさどったのは、ハガル人ヤジズ。これらはみな、ダビデ王の所有する財産の係長であった。
2732 ダビデのおじヨナタンは議官であり、英知の人で、彼は書記でもあった。ハクモニの子エヒエルは王の子らとともにいた。
2733 アヒトフェルは王の議官で、アルキ人フシャイは王の友であった。
2734 アヒトフェルの跡を継いだのは、ベナヤの子エホヤダとエブヤタルであり、王の将軍はヨアブであった。

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